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WordPress脆弱性情報:Advanced Custom Fieldsプラグイン

Advanced Custom Fields (ACF)プラグインにおいて、脆弱性の存在が確認されました。影響を受けるバージョンは5.12.4以前のバージョン、バージョン6系では6.0.0 - 6.0.7です。

WordPressプラグインの脆弱性情報です。

WordPress脆弱性情報

Advanced Custom Fields (ACF)プラグインに、高リスクな脆弱性存在の報告

Advanced Custom Fields (ACF)プラグインにおいて、脆弱性の存在が確認されました。

ACFは有効ダウンロード数200万件を超える超人気プラグインです。投稿画面に簡単に好きなタイプのカスタムフィールドを作成し挿入できるようにするものです。

開示された脆弱性はCVSS 3.1スコア8.8(Wordfence)とされており、ハイリスクなものです。

開示された脆弱性の内容はPHPオブジェクトインジェクションで、寄稿者以上の認証レベルの攻撃者により実行できるものです。

寄稿者以上の認証レベルとは、スラッグ: ‘contributor’のユーザー(自身の投稿を編集・管理できるが、公開はできないユーザー)以上の権限を持つユーザーとなります。例えば、購読者や登録なしで閲覧するユーザーについては、この脆弱性の悪用はできないのですが、他の脆弱性と組み合わせて権限昇格等を行った場合危険です。

影響を受けるバージョン

影響を受けるバージョンは5.12.4以前のバージョン、バージョン6系では6.0.0 – 6.0.7です。

完全パッチバージョン

脆弱性の存在箇所について修正がなされたバージョンは、バージョン5.12.5、バージョン6系では6.1.0です。

CVE ID

CVE-2023-1196

今回脆弱性が報告されたプラグインのページはこちらです。

参考サイト: Wordfence・脆弱性情報