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サイト内リンク切れを自動でダッシュボードに知らせてくれるプラグイン「Broken Link Checker」
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サイト内リンク切れを自動でダッシュボードに知らせてくれるプラグイン「Broken Link Checker」
サイトを長く運用していくことで、さらに充実したサイトにするために構成を変更することがありますね。
その時に以下のような壁に直面する事があります。
・パーマリンクの一部が日本語でタイトルを拾うようにしていて、パーマリンクを変更しなくてはいけない
・サービス廃止などにより不要になったページを削除する
このような作業をする事で、内部リンクを設定していた別のページから特定のページに遷移できなくなることがあります。
そのまま気付かず放置しているとユーザーに対して親切ではなくなりますし、サイトの評価にも影響します。
ただ、ページが増えれば増えるほどその管理が難しい…。
そこで今日はサイト内のリンク切れを自動でチェックしてくれて、かつワードプレス管理画面のダッシュボードでお知らせまでしてくれる便利なプラグインをご紹介します。
「Broken Link Checker」のインストール方法
ログイン後管理画面左側メニューの「プラグイン」をクリックします。
新規追加ボタンをクリックし、キーワード入力欄に「Broken Link Checker」と入力してください。
下記画像と同じものをインストールします。
その後有効化してください。 これでインストールは完了です。
「Broken Link Checker」をダッシュボードで確認してみる
管理画面の左側サイドバー一番上の「ダッシュボード」をクリックしてください。
以下の画像のように項目が追加されました。
今回デモサイトではリンク切れはないのでこのような表示になっています。
内部リンク切れを起こしたらどのような画面になるのか検証してみる
試しにリンク切れを起こしてみましょう。
ページの作成
デモサイトの固定ページで「リンク切れテスト」と「リンクが切れたページ」を作成しました。
「リンク切れテスト」に「リンクが切れたページ」のURLを貼り付けます。
「リンクが切れたページ」は以下のURLです。
「リンク切れテスト」に貼り付けて更新ボタンをクリックします。
公開画面ではこのようになっています。
ページを削除する
今回使用しているデモサイトはIDでパーマリンクを設定している為、パーマリンクを個別に変更する事ができません。
「リンクが切れたページ」が不要になったページとして、削除してみます。
URLをそのまま貼り付けた時に出るカードの場合、「リンク先が見当たりません」と表示されますが、アンカーテキストの場合は見た目に変化がありません。
ダッシュボードですぐ反映される
反映まで少し時間がかかるかと思いきや、作業終了後ダッシュボードにすぐ遷移しましたらエラーの表示がでました!
【注意】デフォルトの設定だとURLをそのまま貼り付けた「カード」の時は「Broken Link Checker」は反応しない
ご注意いただきたいのが、
1 |
<a href="ここにリンク先URL">ここにアンカーテキスト</a> |
このようなタイプのリンクでしたらBroken Link Checkerは反応しますが、固定ページの本文にリンク先URLを直接貼り付けるタイプには反応しません。
※カードの表示が変わるのでページを削除したりパーマリンクを変更した後、念のため他のページを公開画面で確かめる必要があります。
設定を変更してプレーンURLもチェックの対象に入れる方法
管理画面>設定>リンクチェッカー
「チェックするリンクの種類」のタブを開き、「プレーンテキストの URL」にチェックを入れて「変更を保存」をクリックしてください。
どのような理由でリンクが切れているのか確認する
管理画面>ツール>リンクエラー
この場合404なのでページが存在しないという理由でリンクエラーが起きているとわかります。
リンク切れを修正する方法
該当のURLにマウスカーソルをあわせると、「URL を編集」「リンク解除」「リンクエラーでない」「無視」「再確認」が選択できます。
アンカーテキストの場合しか反応しないので、リンクを解除する場合「こちら」などのアンカーテキストがクリックできない場合もありますのでどのようなテキストにリンクを付けたかによって対応を変えましょう。
新しいページを作成した場合は「URL を編集」でリンク先を新しいものに変更できます。