脆弱性情報 公開日: 最終更新日:
WordPress脆弱性情報:Download Managerプラグイン
Download Managerプラグインにおいて、脆弱性の存在が確認されました。脆弱性の影響を受けるプラグインのバージョンは、3.2.42以前のバージョンです。
WordPressプラグインの脆弱性情報です。
Download Managerプラグインに、脆弱性存在の報告
Download Managerプラグインにおいて、脆弱性の存在が確認されました。
有効インストール数10万件を超えるプラグインで、日本でもユーザーは多いプラグインです。
このプラグインの使用方法はこちらです。
WordPressでファイルをダウンロードさせるボタンが設置できる無料プラグイン「Download Manager」
開示された脆弱性は、CVSS スコア6.1、中程度のものです。
脆弱性の内容は、前回同様XSS(クロスサイトスクリプティング)に関わるものです。
ショートコードを使用してファイルやその他のアセットをページまたは投稿に埋め込む機能において、サニタイズが不十分であったことが報告されています。
この脆弱性を悪用すると、攻撃者は管理者のアクセス権を取得することも可能となります。
このプラグインはダウンロード製品を販売するサイトでもよく使われているため、攻撃者によって偽の商品を設置されたり、顧客情報が流出する可能性もあります。
影響を受けるバージョン
脆弱性の影響を受けるプラグインのバージョンは、3.2.42以前のバージョンです。
完全パッチバージョン
脆弱性の存在箇所について、修正がなされたバージョンは3.2.43です。
対象のプラグインをお使いの方は、早急に対応することをお勧めします。
CVE-ID
CVE-2022-1985