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WordPress脆弱性情報:Welcart e-Commerceプラグイン
Welcart eCommerceプラグインにおいて、脆弱性の存在が確認されました。脆弱性の内容は、ディレクトリトラバーザルで、認証なしで認証なしでリモートから悪用される可能性があります。
WordPressプラグインの脆弱性情報です。
Welcart e-Commerceプラグインに、脆弱性存在の報告
Welcart e-Commerceプラグインにおいて、脆弱性の存在が確認されました。
有効インストール数2万件を超えるプラグインです。ネットショップを運営するための、ショッピングカートのプラグインです。日本の運営元による開発の為、日本人にはとても使いやすく、国内でのシェアが高いプラグインです。
開示された脆弱性はCVSS 3.1スコア7.5とされており、高リスクのものです。
脆弱性の内容は、ディレクトリトラバーザルで、認証なしで認証なしでリモートから悪用される可能性があります。
影響を受けるバージョン
影響を受けるバージョンは、2.6.0~2.7.7のバージョンです。
完全パッチバージョン
脆弱性の存在箇所について、修正がなされたバージョンは2.7.8です。
CVE ID
CVE-2022-41840
メモ
今回脆弱性が報告されたプラグインのダウンロードページはこちらです。
Welcartプラグインは、2022年7月に2.7系がリリースされました。2.7系のバージョンは、比較的大きめの仕様変更となります。これに伴って、古いバージョンを使用しているユーザーの一部には、2.7系への対応の為のカスタマイズ修正が必用になる場合があります。これを行わずにアップデートすると、商品ページが正しく表示されないなどの問題が生じる可能性があります。
下記の公式サイトを確認の上、対応をすることをお勧めします。
参考サイト: Weclart 公式サイト